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時々雑記

36.〜41.まで


     36. 2007-01-22 「苦し紛れのセキ」    

   それは去年の秋、バスに乗っていた時の事。外気は爽やかで窓からは気持ち
   の良い風が入って来ていました。

   私の前の座席には、年配のサラリーマンらしい男性が座っていたのですけど、
   突然そのバーコードおじさまのバーコードが風にあおられ、一枚の板状になって
   左から右へ、カパッと90゜直立したのです。

   一瞬にして込み上げて来る爆笑の渦 !!!!  イカン!!! 絶対吹き出してはイカン!!!
   と必死になってこらえ、私はギュ〜〜ッと固く目を閉じ深呼吸しました。一生懸命
   別な事を考えて、たった今 至近距離で見てしまった その光景を頭から追い出し、
   何とかやっと平静を取り戻して目を開けると・・・。

   そのおじさま・・・。今度は右から左へ、頭をグインッ!!! と振って板状のバーコード
   を頭皮に戻したじゃありませんか!!!!!

   もう いけません!!! どうにも いけません!!! あと0.5秒も自制しちゃいられません。
   でも吹き出すのだけは避けようと、ガボ----っ!!!! ガボボボボっっっっ!!!! ゲホゲホ
   ゲホ!!! ゴホ!! ゴホ---っ!! 苦肉の策で爆笑をセキに置き換えたのです。もう涙は
   出るは鼻水は出るは。息をするのもままならず 死ぬかと思いました・・・・。

   そんな事があって思い出したのは、とある夏、気合を入れてオシャレし、お出掛け
   した時の事。

   電車の車内は結構な混みようで、左手に荷物 右手に吊革、という状態で立って
   いたのですが、エアコンの風が回って来たとたん、私の前髪がキッチリ揃って一枚
   の板状になってカパ〜っと額から90゜浮き上がったのです。

   そう!!! 気合を入れ過ぎて、前髪にまでムースをつけてしまっていたんですね〜;;;;
   両手とも ふさがっていて どうにもできず我慢していましたが、周期的に風が回って
   来るたびにカパ〜っ カパ〜っ となるわけで、目の前に座っていた乗客が咳き込ん
   だりしてましたから、やはり苦し紛れだったのかもしれません(笑)。

   まぁ私の前髪は停車した時にでも 指でモシャモシャっとすれば元に戻りますが、
   あのおじさまのバーコードは そうはいきませんから・・・。恥ずかしさだって私の比
   ではないでしょうし、やはり何としても吹き出さないのが礼儀というものですよね。
  
   でも、あのグインッ!! という首の振り。馴れた感じでもあったっけなぁ・・・(笑)。
   

      37. 2007-01-25 「飲食物の習慣性」

   それは私が とあるお宅にお邪魔した時の事です。

   その家のお母様がコーヒーを入れてくださったのだけど、止める間もなく砂糖を
   ・・・何とカレースプーンで山盛り2杯入れられて、思わず「あっ!!!」と声を出してし
   まった事がありました。

   砂糖を入れずにコーヒーを飲むなんて・・・と逆に驚かれましたが、そのお宅の
   人達は皆、私の目の前でカレースプーンに山盛り3杯の砂糖を入れ、美味しそ
   うに飲んでおられました。それぐらい入れないと甘くないのだそうです・・・。

   またある時、友人宅でラーメンをご馳走になっていると、話しながらもドンドン減
   っていくラー油が気になり、「もうスープが真っ赤になってるよ。」と言うと、何と
   いつも一杯のラーメンでラー油が一瓶なくなると言うのです。そうしないと辛さを
   感じない・・・と。

   そしてまたある時、知人と寿司を食べていたら、握りの寿司飯が茶色くなって
   型崩れするほど醤油を吸わせてからでないと美味くないと言われビックリした
   事も・・・。

   他にも、毎日大量のチョコレートを消費する友人。炭酸飲料がないと生きて行け
   ない人。マヨネーズを常に持ち歩く知人。フライドポテトを毎日食べる友達・・・。

   これらは飲食物のマイブームとか嗜好とは違います。酒などは習慣性がとても
   強く中毒症状も起こるからわかりやすいけれど、全ての飲食物には習慣性が
   あって、知らぬ内にエスカレートするものなのです。適量で甘いと感じない、塩
   辛いと感じない、などは中でも危険ですよね・・・。

   昔、ワサビ中毒の話を聞いた事があるのですが、生ワサビを下ろしてビニール
   袋に入れ、スーハー スーハー するとツーンとして頭がすっきりし ハイな気分に
   なれるとかで、別に体に悪い事はないらしいけれど、続けると効果がなくなり
   徐々にワサビの量が増えてしまう・・・という内容でした。これなどは食物の習慣
   性の強さがよくわかる例ではないかと思います。

   ドラッグにハマるよりは ず〜っとマシですが、例えばエリートサラリーマンがトイ
   レでスーハースーハーしてたら、可笑しいでしょうねぇ。「わっ。こいつ ドラッグ
   やってる!!」 と よく見れば、ビニール袋に大量のワサビが!!! なんてねぇ・・・(笑)。

   でも、実は私にも長年に渡ってエスカレートしてしまっている食べ物があるのです。
   ゴマ・・・です。

   まぁ体に良い食べ物ではあるものの、思えば近頃 妙に大量に食べておりまして、
   外出の際にも[ゴマスティック]を何本も持ち歩くほどなのです。何にしろ取り過ぎ
   は良くないですから、そろそろ量を減らそうかと考えているところです。
 
   ああでも、禁断症状が出たらどうしよう・・・(笑)。
   

       38. 2007-01-28 「世界地図で・・・」

   私は そう暇な人間ではありません。でも時々、ヒマ人としか思えないような真似
   をしてしまいます・・・。
 
   実は つい先ほどの事なのですが、仕事の都合で世界地図を見ていたら、ふと
   幾つかの地名が気になり始めてしまったので、ここに書き出してみましょう。

   ロングビーチ[ロサンゼルスの南]・クワーナ[テキサス ダラスの北西]・アホ
   [アリゾナ フェニックスの南]・モビル[アラバマ モントゴメリの南西]・ノーム
   [アラスカ プリンスオブウェールズ岬]・マタガルパ[南アメリカ ニカラグア]・
   ブラーツク[バイカル湖 北西]ニンポー[中国 天台山の北]スーシー[中国
   湖広平野の西 龍山の北]・ウーシー[上海の北西]・タイチョウ[中国 山西省
   五台山の西]・ナンチャン[中国 江西省 ポーヤン湖の南西]ニアメ[アフリカ
   緯度5゜経度12゜辺り]・
イロイロ[フィリピン パナイ島]・モスール[イラク チグ
   リス川のそば]・ヒラ[イラク ユーフラテス川のそば]・マルメ[コペンハーゲンの
   南東]・
ワインガプー[バリ島の東 スンバ島]・メジナ[アラビア半島ネフド砂漠
   の西 紅海側]
ポチ[西アジア カフカス山脈の南 黒海沿岸]クウェッタ[パキ
   スタン スライマン山脈の西]・
シムラ[インド半島 デリーの北]・アダナ[トルコ
   エルシャス山の南]・
ヤルタ[クリム半島 黒海沿岸]キルナ[スウェーデン]
   
   ・・・と、こんな感じです。そして これら、実際にある地名を まとめてみると下記の
   ようになるのです。

   よろしいですか皆さん・・・。
   それでは、頭の中に情景を思い浮かべながら読んでみてください。
   
     
  
 アダナ ヒラ、 ロングビーチ ブラーツク。 ポチ ニアメ ヤルタ。
   
     タイチョウ ウーシー マタガルパ。 メジナ マルメ クウェッタ。
  
     ナンチャン アホ モビル キルナ。 スーシー クワーナ。

     ワインガプー ノーム。 シムラ イロイロ ニンポー モスール。
  
   
   ・・・・・・というわけです。まぁ それだけの事なんですけどね。これで私も やっと
   気がすんで、仕事の続きに戻れます〜。
   
            ではでは〜(^-^)


      39. 2007-01-31 「失礼な店員」

   感じの悪い店員に腹がたった経験は、誰にでもあるものですよね・・・。

   ある時、近所の[〇丸電気] のレジで、若い男性店員のあまりの感じの悪さに
   ウンザリし、「貴方のせいで買う気がなくなりました。全てキャンセルします。
   もう こんな感じの悪い店には二度と来ないから。」と言うと、何とその店員、
   「ありがとう ございます。」とニヤニヤしながら言ったのです。
   ありがとうございました・・・ではなく、[ ございます ]ですよ。かなり強烈。 

   その奥で先輩らしい店員が、いかにもハラハラした様子でこちらを見ていた
   けれど、気が弱いのか、フォローする気転がきかないのか、オロオロと立って
   いるだけでした。商品はホコリを被っているし、テナントとして入っている その
   売り場は結構広いのに (しかも駅前ビルなのに) 人影もありません・・・。
   いったいどんな社員教育をしている会社なのでしょうか。
   これでいーのか[〇丸電気!!!] という感じです。
   
   それに比べて、最近の[ヨド〇シ カメラ]は 店員の皆さんがとっても親切・・・。
   購買意欲もUPします(笑)。・・・という事から考えても感じの悪い接客は大損
   でしょうにね〜。全く気がしれません。

   気がしれないと言えば、以前 書店での事。
   5・6冊の本を買う予定で、まずPC関係の本を1冊棚から取り、目次を見てから
   それに決めて平積みの上に置き、次にそのすぐ隣にあるカメラ関係のコーナー
   で雑誌を選んでいると、先ほどの本を棚に戻した女性店員がおりました。

   見ると片手にハタキを持っています。今時 珍しいな・・・と思いつつも、選んだ
   カメラ雑誌と、棚に戻されてしまったPCの本を再び取り、今度は美術関係の所
   に移動。平積みの上に その2冊を置いて美術書を見ていると、同じその店員が
   やって来て「まったく・・・。」などと言いながら、私が置いた2冊を持って行って
   しまいました。

   また取りに行かなきゃならないか、面倒臭いな・・・と考えながら、美術書の中に
   目的の内容があるかどうか見ていると、再びその店員がやって来て、今度は
   事もあろうに、私が手に持って開いている そのページの上に、パタパタとハタキ
   をかけたのです!!!

   「何してるっ!!!!」と私は怒鳴りました。「何のつもり!?!!! いくらなんでも客が持って
   る本の上にハタキかけるなんて 何考えてる!!!!!」と。

   「さっきから態度ひど過ぎるでしょーが!!! 私は立ち読みしてるんじゃないですよ!!!
   何冊も必要な本を買う為に、選んでるの!!! 貴女が[まったく・・・]とか言いながら
   持ってっちゃった2冊もそう !!! 客に こんな嫌がらせしてどうする気なの!!!」

   すると店員はなぜか石のように固まってしまいました。私が怒鳴るとは思って
   いなかったようです。よく見ると瞳孔も開いてる始末・・・。客のリアクションに対
   してストーン化するぐらいなら、初めから失礼な真似をしなければいいのに・・・。
   
   その後、予定通り6冊の本を買いましたが、あの石化店員、本当に何を考えて
   いたのだろう・・・・。

             40. 2007-02-04 「素敵な お店」

   先日、感じの悪い店員の話を書いたので、今日は逆のお話をしましょう。

   友人と二人で、都内・麻布あたりをブラついていた時の事です。とても小さい
   けれど、面白そうなアンティーク・ショップを見つけました。

   中に入ってみると それはそれは名品がずらり・・・。思っていたよりもずっと
   素晴らしい逸品揃いなので目の保養にはなるものの、店内は私たちだけだ
   し、二人とも場違いのチープな服装・・・ひと目見れば冷やかしとわかる姿な
   ので、早々に退散しようとしていると、店の奥から「いらっしゃいませ。」・・と、
   上品な年配の女性が にこやかに現れました。

   「こんにちは。ちょっと通りすがりに見せていただこうかと思っただけなんで
   す。すみません。」と正直に言うと、「かまいませんよ。興味を持ってくださる
   だけでも大歓迎です。ゆっくりと御覧になってください。」と にこやかに また
   店の奥へ。

   その女性のウェルカムな雰囲気にホッとした事もあり、今度は落ち着いて
   二人とも美術館でも歩くように、色々見て歩いておりました。店内の殆どは
   アール・ヌーヴォーな物でしたけど、その内、私の大好きなアール・デコの
   ラリック作品を見つけたのです。
   ( 大好きだからといって ひとつも持っていませんが;;; )

   それはちょうどヌーヴォーからデコへ時代が移り変わる途中の作品で、その
   両方の美しさがバランス良く混ざり合った径15cmほどのガラスのボール・・。
   値段は何と200万円 !!!! ウッキャ----っな逸品でございました。

   値段に頭がクラクラするけれど、美しいものはやっぱり美しいね〜などと話し
   ていると、「ラリックがお好きでしたか。それならラリックのグラスでジュースに
   すれば良かったかしら。」と後ろから さっきの女性の声が・・・。「今、コーヒー
   を入れましたので、よろしかったら冷めない内に どうぞ。」と・・・。
   
   もちろん何度か遠慮したのですが、「コーヒータイムは いつも独りで寂しい
   ので、ぜひお付き合いください。」と、誘われるままにテーブルへ。

   座って気がつくその椅子 (18世紀フランス)の素晴らしさ !! テーブル(椅子に
   同じ) の美しさ !!! 持って初めてわかるカップ ( 19世紀スタッフォードシャー)の
   持ち手のフィット感!!! ( ちなみにスプーンも約150年前の銀製らしい。)

   友人と二人「本物のアンティークって すごいですね。テーブルも椅子もカップ
   も、こんなに すんなりと しっくりと心地良い物だとは思いませんでした。」 と
   素直な感想をもらすと、女性は嬉しそうにニコニコして、「アンティークだから
   と言って飾っておくより、使ってこそ その素晴らしさがわかるんですよ。大事
   に使えば痛んだりはしませんし、ますます魅力が増すのです。」・・・と。

   その後、色々な話を聞かせていただき とっても勉強になりました。上品な上
   に気取る事もなく、この人は心底アンティークが好きなのだな・・・と、とても
   好感が持てた出来事でした。

   帰り道、「いやぁ〜。いい経験したよねぇ〜。」と言うと、友人は「うん確かに。
   でもサ、コーヒーの味、わかった・・・? 」と。

   もちろんそんなのわかるわけがない!!! のどを通ったかどうかも怪しいぐらい。
   だって庶民ですもの〜。 いっぱいいっぱいに緊張してましたから〜。(笑)


      41.. 2007-02-08 「ご近所猫めぐり 2 」

   今回は、NO25.の記事「ご近所猫めぐり」のPARTUでございます。


               
          チャトラン                    シローさん
     
    とても人懐こくて、野良なのに       常に物静かで、滅多に声を出さず、
    抱っこもOKな猫。でもカメラが      何となく [ さん ] 付けしたくなる
    大嫌いなので耳が緊張・・・;;;       知性派 ( ? ) 猫。じっとしていると
    以前、喧嘩で首に大怪我をして     膝の上に そ〜っと乗ります。ボス猫
    死ぬところを親切な猫ババァ様     [ミケ] の次に長生きで、現11歳。
    のおかげで助かり、今は御覧の     深夜のみ出没。カメラを向けると
    通り元気です。               必ず真後ろを向いてしまいます〜。


              
         トラ美                      タロコ2号
    
    がっちりムッチリ系パワフル猫。     [なでて猫タロコ] の姉妹で、やっぱり
    機嫌の良い時は、呼ぶと走って     ドシッ なでてけ〜な猫。お腹をグワシ
    来て、思い切り体当たりの挨拶を    グワシすると二ャハハハなところも、
    するので、気をつけないと こちら    地面が汚くても気にしないところも
    が転ぶ事に・・・;;;;             一緒。姉妹は性格も似る・・・?

   
   他にも まだまだいる ご近所猫たち・・・。思えば どの猫も本当に健康そうで、
   日々の猫ババー様たちの献身がうかがえますデス。

   しかし・・・やはりなぜか全員がオイリ〜。相変わらず彼らと遊んだ後の私の
   手はクワンクワンなのでした・・・(+_+;)


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